macで映像編集:ソフトウェア基礎の授業
これまでmacを使っていろいろと映像編集をしてきた.後期には映像編集を通して映像リテラシ(という言葉にすべきかどうかは迷うところだが)を学ぶ授業(ソフトウェア基礎,シラバスは大学のシラバスサイトを検索すると出てくる)も開講している.そんなことができるのも,macでの映像編集がかなり「楽ちん」になってきたからだと思う.
私自身は,プロ用のソフトであるFinal Cut Studioを所有していることはしているのだが,やはりかなり使いにくいように感じる.やっぱりiLifeに入っているiMovieで,いろいろいじるのが楽で良い.とくに,授業記録のようなものであれば,無理に編集を入れる必要もないし.
ちなみに,うちの大学にはiMacがどーんと(といっても32台)用意されている部屋があり,映像編集はこの部屋を使って行う.普段はiLife ’09を利用しているが,必要に応じてFinal Cut Express 4を利用できるようにもしてある.
授業はまだ2回しか行っていないので,今後どうなるか楽しみだが,そのうち学生が制作した作品をYouTubeにアップしたという報告ができると思う.そのときにはぜひみなさまのご講評をいただきたいものである.
下は,Final Cut Expressの解説本である.Final Cut ProやiMovieの解説本は結構見かけるのだが,FCEのものは実はあまりなかった.今年の2月に出版されたもののようだ.さっそく数冊購入して,様子を見てみることにした.
ビー・エヌ・エヌ新社
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ついでにFCEのソフトそのものも紹介しておく.
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さらに,私が授業で利用している参考書を以下に紹介しておく.これらの本は,まとめて教室の後ろに置いてあり,いつでも読めるようにしてある.学生が使う分として用意してあるのだが,各グループに1冊の割合でしか用意できなかった.iLifeの次のバージョンが出たら,すべて無駄になってしまうのがなんだかもったいない・・・
↓この本はすでに在庫がないようで,ジュンク堂のネットショップにのみ若干の在庫があるだけになってしまった.
毎日コミュニケーションズ
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同じシリーズのGarageBand解説本である.
毎日コミュニケーションズ
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iLife全般について掲載されている解説書も必要だろうと考え,こちらを用意した.
ソーテック社
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まあこういうのは,どの本を使ってもそれほど違いはなくて,どれだけソフトを使い込んだか,が結局重要になってくるのだろうと思う.学生たちの作品作り,果たしてどうなることやら.